企画備忘録〜頭の中で想像しているだけのものを「アウトプット」するために〜
皆さんこんにちは!
杉原です。
企画というものは別業務でも行っておりまして、
企画の中でもビジュアルイメージの共有をする機会が多いので
備忘録として、また自分への戒めを込めて記しておきます。
今回は長めです。
目次
①書籍やネットを駆使してビビッとくる画像を探す ②いいなと思ったものを片っ端からストック・付箋を貼る③イメージ分類の準備 ④画像をスキャンまたは写メ ⑤フォルダにぽいぽい入れていく ⑥よりイメージに近いものを残す ⑦イメージにコメントをつける オマケ メモやスケッチも大事に!
①書籍やネットを駆使してビビッとくる画像を探す
今は本当に無限に情報が出てくる時代です。 でもこだわっていると「これだ!」と思えるイメージに出会えなかったりもするもので。 ・書籍で大枠から絞り込み ・ネットであれば複数キーワードで検索(新規タブを増やしていく) ・日本語でダメなら英語でも探す ・検索エンジンだけでなく、画像シェアサービスなども駆使する ②いいなと思ったものを片っ端からストック・付箋を貼る
①で見つけたイメージに近いな。
いいなと思うものをストックしていきます。 書籍なら付箋を貼り、ネットならブックマークやスクショ・フォルダにいれておくなどなど。 コツはこのとき精査しないこと。 直感的且つ手を動かす工程なので精査をしてしまうと倍の時間を要しますし、手が止まってしまうことも。 精査は後々にやるのがおすすめです。
③イメージ分類の準備
付箋にメモしたり、PCであればフォルダ分けしたり、タグをつけるなどをしています。 この時もまだ精査はしませんが、明らかに画像が荒くて見えないものやミスしたなと思うものは除外すると良いでしょう。 どうしても分類できないものは未分類(フォルダ)に。 ②の時点でフォルダくらいは作っておいてもOK!
④画像をスキャンまたは写メ
アナログの場合はここでひと手間ですが、スキャンまたは写真に撮ります。
またはアナログで見つけたものをネットで探し直すこともあります。
⑤フォルダにぽいぽい入れていく
④まで終わったらフォルダに分別します。
1つのものしか探さない場合はあまり要らない工程かもしれませんが、コンテンツ作品の場合は同時にいろんなイメージを探すことになります。
キャラクターだけでも
・髪の毛の色
・瞳の色や形
・服装
・身につけている小物
・体型
・技があれば技のイメージ
などなど
なので私はここで分類していっています。
ここでもまだ精査はしません。
⑥よりイメージに近いものを残す
ようやくきました。精査のお時間です。
イメージに近いものを残す。または「なんか違うかな」と思うものを除外します。
同じフォルダに入ったもので比較していくので判断はしやすいはずですが、
それでも不安であれば⑦で精査しても良いです。
⑦イメージにコメントをつける
①〜⑥だけでもかなり時間を要しますがイメージを探すだけではダメ!
アナログならスクラップブック、デジタルならパワーポイントなど画像とテキストをやりくりできるソフトにイメージを貼って、コメントを記していきます。
直感的にいいなと思ったものにも、実は理由があるはず。
なぜそのイメージを引っ張ってきたのか?
論理的・客観的に落とし込みます。
1枚のシートに画像を並べると理由が見えてきやすいです。
ここでイメージが足りないなと思ったら探しましょう。
とても地道な作業ですが、この作業があるからこそ、作品の共有がしやすくなります。
クリエイターの方に全ておまかせ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、そうでない場合は特に頑張りましょう。
オマケ メモやスケッチも大事に!
あくまでも個人の主観ですが、イメージを伝えるときに言葉や参考の画像だけでなく、できるだけスケッチできるものはしておきたいと考える派です。
理由は、イメージだけでは伝えきれないためです。
膨大に情報があるとはいえ、頭の中にあるものを伝えるにはスケッチできる方がはやかったりします。
また、手を動かしたからこそのニュアンスが共有できるのではないかと。
あくまで主観なので、触れてなくても企画できてしまう方はいらっしゃるのかもしれませんが、有名なアニメ映画の監督はスケッチどころかそれで書籍を出されていますし、描けるのは強いなぁと感じます。
絵を描くのは下手すぎて人様に見せるのが小っ恥ずかしいのですが、仕事とあらばやらねばならぬ。
その恥ずかしさの山を超えてチャレンジしています。
こういうことばっかりやっているから企画に時間がかかるのですが・・・。
できれば、ざっくりスケッチ(棒人間でも、パーツだけでも、下手くそでもとにかくメモ)
恥らいに勝つ(自分への戒め)
手を慣れさせることで頭の中にあるニュアンスを伝えます。
イメージを探した後に修正してみるとスケッチの精度もあがる・・・はず!
こんな感じで、長文備忘録でした。
キャラデザや小説の制作も少しずつ進んでいますのでまた進捗を記せたらなと思います。
それではまた!
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